私は以前広島に住んでいたのですが、現在の実家は山口県にあります。
そこで、共通する企業が保有する土地に対しての不思議を書きます。
自社の工場を使って、それで主な収益を出している企業は多く土地を持っているものです。
東京近郊ならその土地には大変な価値があり、利用価値は高いものでしょう。
しかし、私の地元のような地方での土地に対しての利用価値は一気に下がります。
この場合、企業としてやってはいけないことが起こります。
それは、土地を遊ばせておくということです。
その原因は土地の保有の仕方に原因があります。
範囲の少ない土地であれば、小分けにして貸すなり売るなりできます。
しかし、大きな土地となると将来的に利用できる。具体的には、新たな生産拠点を作るという選択肢がでてきます。
企業としては、将来性を考える場合に必要なことではありますが、これは企業にとっては危ないです。
しかし、投資家にとっては絶好のチャンスです。
理由は、買収対象の候補となるからです。
買収会社から見れば、無駄の多い企業にしかみえません。
買って無駄を裁くだけで、まとまった資金を手に、新たな事業を展開でき企業価値を高めることが可能です。
財務諸表だけではわからない、遊ばせている土地というのは注視するポイントではないでしょうか。
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