2011年10月9日日曜日

トレンドと出来高

株価の上げ下げには必ず何かの理由があり、その理由は時に急激な出来高の増加にもつながります。基本的に多くの人間が、その株に興味を持っている状態です。この場合の基本的な二つの視点を紹介します。
 これは、株価がいい具合に上げってきていた状態です。そのようなおりに急激な出来高が発生したとします。このような場合、今までよかったものに対しての出来高急増は、大口の利益確定か不確定要素の表面化を考えることができます。どちらの場合でも、その他の投資家はこれからのこの株価を悲観的に見てしまう可能性は強いです。


こちらは、株価が揉み合いになっていた状態に、大量の出来高が出現したものです。この場合、今までの揉み合いに理由がある場合がほとんどです。商品発表の前段階、決算待ち、指標待ちなどいろいろなことを考えることができます。このような理由で、ファンダメンタルが改善すると見込んだ投資家による出来高になります。よって、今後の展開としては時間と共に、その効果が顕在化してくることによって、新たな報道や財務の改善で益々株価が上がることが予測できます。注意点としては、利益確定のポジションをどんどん上げていき、絶好の売りタイミングをうかがっていくことです。

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まとめ

このような出来高の増大は、証券会社などが提供している出来高ランキングにもよく出てきてしまう場合があります。しかし、注目=買いではないところもしっかり考えていかなくてはいけんません。注目=売りもありえるということです。このようなことから、出来高での相場参加はしっかりとした裏付けと、予測が大事になってくると考えます。

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