2011年10月9日日曜日

トレンド-基本的な線の引き方

テクニカル分析の基本的なものに、トレンドをみるようなものがあります。毎日の株価の変動だけを目で追いかけても株価の方向性は見えてきません。そこで、出てくるのがトレンドラインです。以下の上げトレンドと下げトレンドを使って説明していきます。



これは上げトレンドの株価です。青色が株価、赤色がトレンドライン、緑色が直近の高値に平行線を引いたものです。

まず引き方ですが、ここらのトレンドが見たいと考えたところの高値と安値を見つけてください。そして、そこからまっすぐに次の山(高値の場合)と谷(安値の場合)に線を引いてください。ここで注意点があります。いま引いてもらった線ですが、それが次の山なり、谷にぶつからないような引き方をしてください。これは、あくまでもトレンドをつかむものなので、オーソドックスなつかみ方が大事だということです。

次にやってもらいたいことが、緑色の平行線です。赤色のトレンドライン内の株価が緑色の平行線を超えれば、トレンドラインは確保されているということです。
 

これは下げトレンドの株価です。青色が株価、赤色がトレンドライン、緑色が直近の安値に平行線を引いたものです。

まず引き方ですが、ここらのトレンドが見たいと考えたところの高値と安値を見つけてください。そして、そこからまっすぐに次の山(高値の場合)と谷(安値の 場合)に線を引いてください。ここで注意点があります。いま引いてもらった線ですが、それが次の山なり、谷にぶつからないような引き方をしてください。これは、あくまでもトレンドをつかむものなので、オーソドックスなつかみ方が大事だということです。

次にやってもらいたいことが、緑色の平行線です。赤色のトレンドライン内の株価が緑色の平行線を超えれば、トレンドラインは確保されているということです。


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まとめ

このトレンドの線の引き方は、基本的なものです。よって、このトレンドラインだけで投資を成功させることは難しいでしょう。他の、テクニカル分析と組み合わせて初めて、この基本が活かされる。また、このようなテクニカル分析とファンダメンタル分析との組み合わせによっても見えてくるものもあります。例えば、PERを元にした平行線をチャートの中に組み込む。このことによって、テクニカル分析とファンダメンタル分析を両方加味した投資を実行することが可能です。しかし、このような分析の基本となるような、このようなトレンドラインをしっかり叩き込んでおくことが大事だと考えます。




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